清流に潜むモンスター
前日の雨が夜半から雪に変わり、翌早朝の路面はブラックアイスバーン
エンジンの暖機を済ませ暖まった車内へ「よいっしょ」っとシートに深々と腰掛ける(苦笑)
早速快適なハイウエイを道央に向けて走り出す愛車
二時間くらい経ったであろうか、時折吹き付ける強い風に車体が揺さぶられながらも待ち合わせの場所に到着
既にいわなっちょ氏とクレージー氏が車内で暖を取っていた
この日、自分達が到着する以前にポイントの状況を確認をされていたいわなっちょ氏
挨拶もそこそこに入釣河川の1級ポイントを親切丁寧にレクチャーして頂く
この河川についてはギリーに徹すると言われていたのですが・・・
そんな言葉に恐縮してしまい、ロッドだけは持っていって頼み込んじゃいました(笑)
遠方の来客をもてなす心使い、気配り
ポイントで隣通しにいても他人のように振る舞う昨今、人の優しさを感じた日
西洋毛鉤氏のおもてなしもそうでした
最高の友人達に恵まれたフライフィッシング人生
釣果、技術云々よりも大事な物
そう真心を頂きました
さて、天候は生憎の雪模様で水位も高めと言うこと
滑りやすい川底に注意を払いながら慎重にウェーディング
見た目以上に押しの強い流れに苦慮しながらも丁寧に丁寧に流れをトレース
ちらつく雪に視界を遮られながら・・・
自分の鼻息で曇るグラスを拭きながら・・・
頼むから自分のプレゼンしたフライを銜えてくれ~っ!
シーン・・・・(泣)
先行するクレージー氏に数度のアタックがあったものの痛恨のバラシ
ホッ・・・フッフッフッ
友人と言えども、ひと度入釣したらライバルですから(爆)
結局三人のロッドが絞り込まれることはありませんでしたが、前回の道北本流の暴風雨釣行、今回の道央の吹雪釣行もいつものように三人揃って笑顔で終了
帰路幌加内そばを扱っているお店に立ち寄り昼食
眼下に広がるロケーションを見ていたいわなっちょ氏
小枝から水面に滴が落ちて広がるディンプルを見て、あっ「ライズ」だっ!の一声
すかさず波紋が残る水面を凝視する自分とクレージー氏
二人とも反応の早さはピカイチでしたね(爆)
【寄り添う二人に疎外感の爺・・・】
この後、某ショップで再び合う約束を取り交わし一旦二人と別行動へ
かねてからお会いすることを楽しみしていた人
移動中の車中でどんな方なのだろうかと期待と不安感が募る
待ち合わせの場所に着き、顔を見合わせてお互いに「どうも~」の一声
一気に緊張感が吹き飛んでしまった(笑)
その続きの話は後に・・・
by kitasaitoasahikaw | 2009-11-29 14:41 | Fly fishing