ゴルジュ
完璧なまでに打ちのめされた前日
一夜明け、「そんなの忘れた」と言わんばかりに気分を改め
相棒を伴って大物アメマスが潜むという淵へ
両岸が切り立ったゴルジュ帯
木々の隙間から僅かに日が差し込む程度
流石に寒さを感じてしまう
大石の表面は苔が密生し滑りやすく、一歩踏み外せば流れに飲み込まれてしまいそうだ
時には高巻きしながらの遡行
一流ししてここで引き返そうと思いながらも・・・
視線は遠くのプールを見据え下流へと駆り立ててしまう
あそこのプールにはきっと居るんだと思いこんで・・・
by kitasaitoasahikaw | 2009-09-11 17:12 | Fly fishing